「EYEVAN」が”着る眼鏡”と呼ばれる理由が詰まったフレームだと思っています。
「EYEVAN」の「CAPSULE COLLECTION」から「E-0518」の御紹介です。

「EYEVAN」のなかでも80年代中盤に生まれたアイコニックな品番を現代の高い技術により復刻した特別なシリーズを「Capsule collection」と呼びます。

今回はオフィシャル解説と自分の補足をミックスしてご説明させて頂いてます。

その中でもEYEVANのアイコン的存在であるE-500番台シリーズの系譜を継ぐ、E-0517につづくコンビネーションフレームです。(※E-0513 E-0517当店在庫ありです。　２０２５年　１２月)
先に御紹介させて頂いた「E-0517」とベースは同じで、レンズシェイプの違うモデルです。

ブリッジにはクリングス一体型のアーチバックブリッジを採用し、テンプルには芯材にβチタンを用いた長モダンタイプを組み合わせることで、掛け心地にも配慮している。
フロントデザインは、デザインチームが長年温めてきた1980年代のアメリカンヴィンテージをソースに、サンプリングして構成している。

とオフィシャルで書かれてます。

このアーチバックの手間の掛け方が半端ない。
アセテート生地が経年変化で縮むことによって発生するフレームのガタツキ。
これを防ぐ為にカシメず各パーツをネジで固定しています。
ガタついてきた時、これを締める事で解消する訳です。

さらにブリッジ部分のネジは強く締め上げるとアセテート生地が割れたり変形しやすくなります。
それを防ぐ為、鉄板を挟み込んであります。

埋め込んだパーツの部分にもグリル模様の彫金が仕込んであります。
兎に角、細部まで手を抜いてない。

こういった細かなこだわりの積み重ねが、同じデザインのフレームでも大きな差となって現れてくる。
「EYEVAN」が”着る眼鏡”と呼ばれるゆえんだと思っています。

良かったら是非。